夜深く 光輝く コンビニに
引き寄せられる 腹の虫かな
夜に光に集まってくる虫と腹の虫をかけてるやつ〜(いらん解説)
本当は一個下の短歌を作ろうとしている最中に「光に集まる虫」が急にカットインしてきてこれが出来ました。不思議だ…
独り 夜 作業している 私と
カップ麺との 万有引力
夜食との間の「万有引力」がどうしても使いたかったらしいです。夜中は比較的ラーメンを欲することが多い。健康にはよくないと分かりつつ…夜中のラーメンは美味くて…。
アスファルト 蝉の抜け殻 落ちる道
烟る夏宵 さざめくいのち
出勤する前にコンビニへ行こうとした午後6時ごろ、歩道に蝉の抜け殻が落ちていました。この時期は結構いろんなところに蝉の抜け殻が落ちていますね。
蝉の抜け殻って別に死骸ではないのに、なんとなく「死」のにおいを感じるのなんなんでしょうね。羽化して7日で死んじゃうと言われてるからなのか、生き物のそのままの形をしたものが無造作にそこらへんに落ちているのが死骸っぽいのか。
大きく鳴く蝉の声と、落ちている蝉の抜け殻のコントラストが強くて、かなり「いのち」を感じるんですよね。この時期ね。夏ってなんか生き物(特に草花・虫・爬虫類系)が生き生きしていて、逆に人間界にはお盆とかあって、他の季節よりも「生と死」の匂いが色濃く感じられる気がしています。
尻に猫 のせたまんまで 就く眠り
レビューは★★★★★ いいベッドです
これはレビューしているのは猫の方です。猫が人間の尻の寝心地をレビューしている短歌です。
人間の尻の上で全身預けて寝たらやわらかいんでしょうね…。大人になってからそれを体験することは叶いませんが…。身長5mくらいの人間がもしいたら、尻の上で寝かせてくれませんかね。でもおならとかしたらやだな〜と思うのでやっぱ遠慮しておきます。
猫は猫が尻の上で寝てる時におならしても特に怒ったり気にしたりしないんですが、なんでなんですかね。やはり元々野生動物だからなのかな…。
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