何日かかけて描く絵のリハビリ
こんにちは。渡邊野乃香です。
最近あまり深い思考が出来ず、また何日も何週間も継続して1枚の絵を描く元気がなくて、ラクガキばかりしていました。宵越しの絵は描かないというか。1日で完結するものや、ラクガキばかり描いていました。
しかし、自分が描いた今年の冬〜夏らへんの作品を改めて見た時に、「やっぱり私の作品っていいなぁ」としみじみしてしまって。またガチ絵というか、本気を出した1枚絵が描けるといいなと思うようになりました。
というわけで、時期的なものもあり、ハロウィンの絵を描き始めることにしました。
いきなりアナログフルカラーA4サイズ以上の絵を描く元気はないので、リハビリ的に、まずはデジタルで1枚絵を完成させることにしました。
私が普段製作中の画像をまとめて載せることって実はあまりないのですが、今回は尻叩き的に小出しにしていこうと思います。もう「製作中の画像を載せると完成品のいいねが少ない」とかを気にしないでいい、届かないところに生息してますしね。
というわけでまずはラフです。
ハロウィンで街を練り歩く子供たちの中に、一人だけ本物のお化けが混じっている…という内容の絵です。ハロウィンって日本のお盆的なところがあるというか、ハロウィンに仮装をするのも、元々は「この日だけあの世のものが出てくるので、怖い格好をしてそれらから身を隠す」という起源があって。あの世の扉が開く日というか、世界の境界が曖昧になる日というか、そういうところが惹かれるポイントですね。それを絵に出来たらいいな〜と思い、「一人だけ本物が混じってる」絵にすることにしました。
今回、よくデジタル絵描きさんのタイムラプスで見かける、「カラーラフを線画より先につくる」のを試してみようと思い、試してみました。その方が、光や色も含めて構図を考えられるのではないか…と思って真似してみたのですが、結局私がやるとただの雑なバケツ塗りみたいになってしまって。最初から光、色、物の形…をセットで捉えられる人でないと、絵を描く順番だけ入れ替えてみても、あんまり意味ないなぁ〜ということが発覚して終わりました。学びを得た。
次からはいつも通り線画→カラーラフの順番に戻そうかな〜と思いました。
これが最新の進捗ですが、そこから線画を起こしていっています。いつもとちょっと違って、鉛筆のブラシを使っています。いつもはもっと漫画のペン入れ用の、アナログでいうつけペンみたいなブラシを使ってるのですが、今回は子供を描くのもあり、ちょっとほんわかさせたくて、ブラシを変えてみました。これがどう影響してくるか楽しみです。
アイデアと構図は固まったので、あとはひたすら作業をするだけです。リハビリなのであまり無理しすぎないように、だけど出来ればハロウィンに間に合うように、作業出来たらいいなと思っています。
というわけで続きも頑張ります〜応援しててください…!!
2023/10/18
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