タグ: アナログイラスト

2025/12/26 2025年 透明水彩絵描きのベストバイ

こんにちは。渡邊野乃香です。Misskeyではoi汰でやっています。

今回は2025年のベストバイを発表するブログになります。アナログ画材縛りで、全部で10個あります。

ベストバイブログというのは(多分)今まで書いたことなくて、あんまり人の見ることもないんですが。前聴いていたラジオで、パーソナリティの方が「でもベストバイって結局ガジェットだよね」という話をしていて。あんまり人のベストバイ見る機会も多くないので、そういうもんなのか〜と思ったのですが。

逆張り人間なので、じゃあガジェット以外のベストバイのブログ書きたいな〜せっかくならアナログ画材縛りのベストバイブログ書こうかな…と夏の終わりくらいから思っていて、いつの間にか年末になり。最初は年関係ないベストバイにしようかなと思っていたのですが、そうすると多すぎて絞れなくなってしまったので、2025年に購入したものに絞ることにしました。そして2025年に購入したものに絞るなら、出来れば2025年中に書きたいよね…ということで、12月26日の今、パソコンに向かっています。がんばります。ついてきてください。

前置きが長くなった。通常運転です。というわけでいくぞ〜〜!

 

透明水彩絵の具

最初は透明水彩絵の具です。これだけで10個中の5個を占めます。まぁ透明水彩絵描きなので…。

絵の具でどんな色を使うかってかなり個人の好みに拠るところが大きいので、私がおすすめした絵の具を、このブログを見た人が買って、使いやすく使えるかどうかの保証は出来ないのですが…。私も好きな絵描きさんがおすすめしていた絵の具の色買って、私の絵だと全然使わなかったことあるので…。

でもそれを言っていたら何もおすすめ出来ないので、無視して書いていきます。あくまで「私が好きな色」ということでよろしくお願いいたします。

絵の具を勧めるなら…ということで色見本を作ったので、載せます。

色見本は個人利用に限り、保存してもらっても大丈夫です。転載や加工などはダメです。紙はホワイトワトソンを使っています。字汚くてすみません…

ホルベイン(HWC) 月夜

1個目はホルベインの分離色、「月夜」。最近自分の中で分離色がアツく、今回も5本中4本が分離色です。

透明水彩メーカー・画材メーカーの中でも、最近「アナログならではの表現が出来る絵の具」を出すのが流行っていて、粒状化色、蛍光色、ラメやグリッターのキラキラ系絵の具など、そういった絵の具が色々出ていますが。分離色もその中のひとつで、今色んなメーカーが出しています。

分離色の説明をするのを忘れていた。透明水彩は顔料と、展色材のアラビアゴムが主な原料です。顔料はいろいろなものがあり、顔料の違いで色が変わります。ひとつの絵の具に複数の顔料が入っていることも多いです。

この入っている複数の顔料が、粒の大きさなどによる重さの違いによって、水を多く使って描くと、ひとつの絵の具から複数の色が現れることがあります。これが「分離色(ぶんりしょく)」と言われる絵の具で、ひとつの絵の具から複数の色が出るアナログならではの面白さから、最近流行っている、ということです。

月夜も分離色なので、水を多く使って描くと、青っぽい色と黒っぽい色に分離します。まさに名前の通り、夜空を描く時に便利です。これ1本で表情が出るので、2色しばりなど、色数を縛って描く時にも使っています。これを重ねて、飛び出た色の部分の彩度を抑えたり…などの使い方も出来ます。おすすめ。

 

ホルベイン(HWC) ヒスイカズラ

これね〜これめっちゃ使いました。ホルベインのヒスイカズラ。最近こういうオシャレな名前の絵の具流行ってますね。

水色と紫に分離する絵の具。おしゃれ〜最高!!

特に夏頃、水中の絵や、夏っぽい絵を描く時に大活躍しました。これがないと描けなかった絵沢山ある。ありがとう…ホントに…大好き…!!

ちょうどいい絵があった。この絵、ヒスイカズラと月夜の2色のみで塗ってます。綺麗だね。

クサカベ ハルモニア クランベリーパンチ

クランベリーパンチね〜良い絵の具ですよ…

黄色と赤に分離する絵の具なのですが、めっちゃいい。

この絵、クランベリーパンチと、同じくハルモニアのダスクスカイの2色を使って描いたのですが。前髪のハイライト部分の周りの色の複雑さ見てよ…良すぎる。こういうのが分離色の楽しさですね。

フォロイーさんが「クランベリーパンチは、暗い色と重ねた時に本領を発揮する」と言っていましたが、そういう使い方もありです。黄色が浮き出てきて表情がかなり出るらしいです。

クランベリーパンチ1本あればかなりキュートに振った絵が描けます。元気の出るビタミンカラーでありつつ、複雑な表情も出せる。いい絵の具です。

クサカベ ハルモニア パープルスピネル

パープルスピネルね〜いい絵の具ですよ本当に…

青と紫に分離する分離色です。絵の具自体がちょっと暗めの色をしているので、濃淡も出しやすく、1色で出せる幅がかなり広いです。

この絵はパープルスピネル1色のみで塗っているのですが、これだけ幅が出せます。楽しすぎた。

夏の絵や海の絵を描く時に活躍しまくりでした。空も描けるし、水も描けるし、ここちょっと暗くしたいな、って時に使ってもいい感じになる。ありがとう…

Wisonr&Newton ジュエルカラー スマルト

Winsor&Newtonのジュエルカラーシリーズのスマルトです。ハーフパン状のものを買いました。Winsor&Newtonはあんまり透明水彩を一度パレットに固めて溶かして使うのを推奨しておらず(絵の具の性質が変わるということで。まぁそうか。)ハーフパンで出してる色はハーフパンの方買った方がええやでと公式が言っているので、チューブではなくハーフパンの方を買いました

この絵はクランベリーパンチをスマルトの2色で塗ってますね。

スマルト、使いすぎて使い切ってしまったので、2025年に買ったのは同じ色を買い直しでの購入です。

濁りのないさわやかな青で、この「THE 青」という色がね〜いいんよ…とても…使いやすいです。色んなシーンで使える。相も変わらず、夏の絵を描く時などは使いまくりでしたね。青が好きな人にはおすすめの1本です。

 

水彩紙

透明水彩で絵を描く時に、かなり絵のクオリティを左右するもの、それが水彩紙です。水彩やりたいけどお金がない!どこに一番お金をかけるべき?となった時に一番優先するべきもの、それが水彩紙です。水彩紙大事。水彩紙→筆→絵の具、の順に絵のクオリティに直結する気がしています。

ということで紹介していきます。

ホワイトワトソン

今年は私の中で、ホワイトワトソン見直しの年でした。ここに写っているのはハガキサイズですが、A4サイズぴったりのパッドも買いました。

ホワイトワトソンって、水彩紙の中では、値段が安めの部類で。私は水彩はじめたての頃に使っていたのですが、「絵の具の定着が弱く、下の色が溶けてくる」のが嫌で、途中からウォーターフォードに転向しました。ウォーターフォードは定着鬼強いので。定着強い紙がよければウォーターフォードかアルシュのどちらかです。

でも沢山描き込むガチめの絵はウォーターフォードの方が向いてても、あっさりした絵をのびのび描くなら、もしかしてホワイトワトソンかなり向いているのでは?と最近気付き、ホワイトワトソン見直しのターンに入り、最近は結構ホワイトワトソンを使っています。

具体例を出すと…

こういうシリーズは、ホワイトワトソンを使って描いています。2色縛りで描いていて、そんなに重ね塗りもしないし。ホワイトワトソンはあっさりのびのびした絵を描くにはうってつけのクセがあまりない紙で、値段も高くなく、幅広い人におすすめ出来ます。初心者の人が水彩紙入門をする時にもおすすめです。

というわけで今年はホワイトワトソン沢山使いましたね。

 

てのひらペーパー

てのひらペーパーという、89×89mm角丸のちいさな紙です。私が持っているのは四角タイプですが、まんまるのバージョンもあります。

89×89mmというのは、写真に使われる「L判サイズ」の短辺のサイズで、最近は「ましかくフォト」と言ったりするL判サイズの短辺の正方形のサイズが流行っていて。百均などで額縁が見つかりやすかったり、OPP袋も比較的見つかりやすかったりする、使いやすいサイズです。

てのひらペーパーは30枚入りで、私の好きな絵描きさんは1ヶ月毎日絵を描く…という使い方をしてらっしゃったりしました。値段も結構お手頃価格です。

私が使っているのはホワイトワトソンですが、もうちょっとあたたかみのある紙色のランプライトのバージョンもあります。

参考にてのひらペーパーで描いた作品見せびらかしておきますね。

ちょっと小作品描きたいな〜ATCだと小さすぎるけど、ハガキサイズだと大きすぎるな〜みたいな時にちょうどいいサイズです。気軽に描きやすいです。

 

筆いくぞ〜!

筆は本当にあれ使ったりこれ使ったり色々と放浪してきて、今落ち着いていて使っているメインの筆が4本ほどあり。今回はそのうちの2本を紹介しますね。今年買ったのがこの2本だったので。どちらも使いやすい筆です。私は筆に関してかなり名村さんを信頼している…

名村大成堂(ナムラ)  ルナール Fine 2号

これ最初は0号というもう一回り小さいサイズを買おうとしていて、でも通販で商品写真見た時に、0号だと小さすぎるかな…うーん…となり2号を買ったのですが。

家に届いて、糊付けされたのをほどくと、2号は思ったより大きかったです。やはり糊付けされてるのとされていないのじゃ全然違う。0号にしておけばよかった〜と後悔しました。また後悔したのにはもうひとつ理由があって、100%天然毛だと思って買ったら、そんなことなかった…という。私は人工毛を使うとすぐ毛先がぱやぱやしてしまうので、これもぱやぱやしちゃうんだろうな〜嫌だな〜と当時は思ってました。

でも買ってから半年くらい使ってますが、ぱやぱやもしてこず毛先はしなやかさを保っており、逆にこれくらいの太さがあることで細かい箇所と面で塗りたい箇所の両方をこれ1本で結構塗れることに気付き、めっっっちゃ使いやすいじゃん!!となり、今ではお気に入りの1本です。

シルバーフォックスの毛を使っているらしく、水含みがよく、これ1本でカバー出来る範囲がかなり広いです。おすすめ。

 

名村大成堂(ナムラ)  SK STARS 0号

これは完全に細かいところを描くようの1本です。さっきのルナールの2号を買ったあと、これじゃ細かいとこ描けん…となって描い直した筆がこちらです。

私の絵にはあんまり繊細さとかないので、細かいところを塗る必要性に迫られること自体があまりないのですが。瞳の中など、はみ出せない、その上で小さい場所を塗る時には、この筆が大活躍しています。

買ってよかったです。ありがとう名村さん…

 

その他

円が描ける製図用定規

これ!!これ本当に買ってよかった。

私はなぜかアナログの丸って「気合いで手描きで丁寧に丁寧に丸を描かなくてはいけない」という地獄の思い込みをしており、今まで定規を使わずに描いていたのですが。この間コミッションでリクエストして原画を買わせていただいた絵がうちに届き、その絵のめがねの丸部分がとても綺麗な正円で。

そうよな、綺麗な絵を描くためには、定規使った方がいいよな、絶対に…と思い込みを壊してもらったので、その結果この定規を買いました。特にメーカーにこだわりがあるわけではないのですが、描ける丸のサイズの幅が大きく、値段も他のものより安かったため、このVANCOのものを買いました。

結果本当に買ってよかったです。私はいままでなんて無駄な思い込みをしていたんだ…アナログ絵描きにはおすすめです。是非買いましょう。今更かもですが。

私は丸メガネの代理キャラがいるので、本当にこれを買ったことで、代理キャラの眼鏡を綺麗に描いてあげられるようになり、とても嬉しいです。

今は雲型定規を買うか悩んでいます。定規でもなんでも、あるもんは使いましょう。いい絵を描くためにはね。

 

以上!!!

無事にまとまりました。10個までに絞ってよかったです。

はじめてベストバイブログを書きましたが、結構楽しく書けました。気が向いたら来年も書きたいですね。

珍しく絵描きらしいブログを書いたので、何か皆さんの参考になりましたら嬉しいです

左下のいいねボタンを押してもらえると「気に入ってもらえたんだな〜」と励みになるので、よかったら押していってください。

それでは失礼いたします。みなさん楽しいアナログお絵描きライフを送りましょうね!!

ではでは!!さらばじゃ!!

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2025/09/14 「描く人-Remake-」を描くまでの実験の話

こんにちは!渡邊野乃香です。Misskeyではoi汰でやってます。

今日は、この間描いたイラスト「描く人-Remake-」について、どういう経緯を経てああいう表現になったのかの覚書をしておこうと思い、このブログを書いています。今回は文章短め、画像多めです。

まず、今回描いた絵

こちらです。制作時間4時間。かなり気に入っております。1個新しい扉を開けた感じがあります。

リメイク前の絵

こちらです。これもこれで気に入っていたのですが、この時感じていた「一歩自分の表現したいことが出来きらないようなもどかしさ」が今回解消できたような感覚です。

事の発端

この考え方のシリーズで、一番最初に描いたのはこの3枚です。

この3枚は、先に絵の具でぽんぽんと色を置いて、それが乾いた後、下絵を、先に絵の具で色がついている部分だけトレースし、また色がついている部分だけ色を濃くして塗っています。この塗り方で「色のついている部分だけ人物が現れる」みたいな表現が出来ています。

このシリーズ、日本のSNSではそうでもなかったんですが、Caraという海外のSNSでは結構評判が良かったんですよね。

さっきの3枚が3月に描いたもので、4月にまたさっきの描き方を思い出して、ドローイングを描いたりしました。それがこの1枚です。これも結構Caraで評判が良かった覚え。

 

それとはまったく関係なしに、7月に「描く人」の元の絵を描きました。

この絵はこの絵で気に入っていたのですが、なんとなく消化不良な感じがありました。自分のやりたいことがやり切れていないような。

また、この時に絵の具をビッシャ〜としただけの紙が何個か出来たのですが、絵を描いていないそれだけの紙でも結構綺麗で、「これを何かに使えないかな…」とも思っていました。

 

そこからまた2ヶ月経ち、9月12日になります。

私はちょっと時間に余裕が出来たので、絵の具を使って何かを描きたい気持ちがありました。しかし、アイデア出しをしてもしてもまとまらず、アイデア出しをしてばかりで線画まで辿り着けず、「これじゃいつまで経っても絵の具が触れない!」となります。

もう「ドローイング」という形で、なんでもいいので絵の具を触ろう!と思い、描きたい気持ちのまま手を動かすことにしました。

今回には関係ないけど、こういう絵を描いたりして、手を動かして遊んでいました。ほかにも表には出してないあまりにもラフなドローイングが何枚かあります。

そこで私はさきほど載せた赤青黄の3枚+青い泡の1枚のドローイングが結構Caraで評判よかったな〜というのを思い出し、あれもう一回やるか〜と思いつきました。

それがこの緑の1枚。この時点では、筆に絵の具をつけて、筆を紙の上で遊ばせながらちょいちょいと描くことでベースの絵の具染みの形を作っています。

ここまで描いたところで、私は先日の「描く人」で絵の具をバッシャバッシャして飛び散らせたことを思い出し、「あの飛び散らせる形でも、これの応用が出来るのではないか」と思いつきます。

それがこれ。うまくいった!かなり嬉しいです。

このシリーズ楽しいな〜となったため、調子に乗ってもう2枚増やします。

それがこの2枚。「人物の周りにアイテムを散らせる」というチャレンジもここでしています。

この09/12に描いた4枚のてのひらペーパーの実験(習作)のドローイングは、それぞれ全部1色の絵の具で描いていて。分離色といわれる、絵の具1色で何色かに分離して深みの出る絵の具を使っているので、それで1色で間が保つんですけど。

この赤いドローイングを塗っているくらいで、「これ今は1色で塗ってるけど、このままフルカラーに応用出来るのでは…?」と思いつきます。これが「描く人-Remake-」になります。

最初は1色で塗ってた時のままのノリで分離色を5色使ってフルカラー版の絵の具ビッシャ〜〜の紙を作って、乾かしてたんですけど。乾いたあと結構分離色で深みが出過ぎてしまって、表情がつきすぎてちょっとこれじゃない感じが出てしまい。

そこでそれは没にして、分離色じゃない普通の絵の具5色で絵の具をビッシャ〜〜させ、描き直すことにしました。

そうしてこの「描く人-Remake-」が出来上がっていきました。

メイキング

描いてる最中のメイキングは動画にしてあるので、よかったら見てみてください。描き方面白いと思うのでね。おすすめですよ。

 

そうして「描く人-Remake-」が出来上がりました。

祝!完成〜!

自分ではかなり気に入っています。一個新しい扉開けた感じがある。

アイデアは1日にしてならずという感じですね…習作というか、実験を色々やった結果こういう形で絵が描けたな〜と思っています。

というわけで

今回はここら辺で失礼致します。短くするって言ってほんとに短く出来た!すごい!やれば出来る!偉業!!

短い記事が書けたら、記事を書く足も軽くなって、気軽に記事が書けるようになるので、こういうのも大事です。

一個最近一件落着した件があり、それについても近いうちに記事に書こうと思っているので、また近いうちに書きにきます。

この記事が気に入りましたら、左下のいいねボタン(♡ボタン)からいいねを押したり、感想をいただけたりすると、とても励みになって嬉しいです。このHPで反応がもらえるのってそこだけなので…。

それでは失礼いたします。夜になるとようやく秋が近づいて…きた…のか…?と思う涼しさを見せたと思ったらまた激アツ〜い昼間になったりしてバテそうな季節の変わり目ですが、皆様ご自愛してお過ごしくださいね。

ではね!ありがとうございました!アディオス〜!

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2025/03/16 透明水彩の下塗りの仕方を意識的に変えた話

こんにちは〜渡邊野乃香です。このサイト、水彩絵描きの個人サイトなのに、今まで全然ブログで透明水彩について触れてきませんでした。

特に書くことがないので書かなかっただけで、何か意思があって書いてないわけではないので、今回書くことが出来たので書きます。でも短く終わるつもりです。

最近絵のメイキングなどはこのサイトではなく、Youtubeに動画でアップロードする形になっています。Youtubeチャンネルはこちらです。よければチャンネル登録してみてね。

なのでますますこのサイトで絵の描き方やメイキング的なことに触れる機会が…なくなっていたのですが…今回自分の備忘録的にも書いておきたかったので、書くことにしました。書くぞぉ〜〜

まずここ1年の塗り方の変遷を…

私の水彩の塗り方の変遷ですが、ここ1~2年くらいで結構激動してて。

このイラスト!2024年1月に描いたこのイラストから、急に透明水彩を「理解」しはじめて。明確に何かが変わったんですよ。

それ以前はこういう絵を描いてました。

描いた日は1日しか違いませんが、明確に何かが違う…。どっちもかわいいんですけどね。

そこから、先ほどのひまわりの絵を「奇跡の1枚」にしないために、この描き方を自分のものにするために、2色縛りの塗りの絵を沢山描き始めます。

中でも気に入ってるのが、

これとか…

これとかなんですけど。

それでしばらく2色塗りのシリーズ「Bicolor Bouquet」(こちらからシリーズ全部見れます)を描き続けたあと、またフルカラーの絵にチャレンジしはじめます。そこで描いたのが

これ

とかこれ

で…

見ればわかると思いますが、なんだかキラキラした塗りをしてますね。なんかこの2枚から急にこの塗りが出来るようになったんですよ。キラキラ塗り。

また、下塗りの仕方も段々色のついた花びらをぽんぽん置いてくみたいな塗り方になっています。

下塗りというのは、固有色を置いていく前にするざっくりとした塗りのことで、料理でいう「下味をつける」みたいなものです。この上の2枚の場合、背景の白い部分だと下塗りが残っててわかりやすいと思うんですけど、このピンクとか黄色の丸っこい筆の跡が下塗りになります。

ここら辺からキラキラ塗り無双時代が始まります。

これとか分かりやすいですね〜かなり良い具合にキラキラ塗りが成功しています。夏の絵と相性がいいんですよね。これが2024年6月

そこから夏が過ぎ、秋になり、冬になり…

秋から1枚、この絵を…

冬から1枚、この絵を…

見れば分かると思うんですけど、段々キラキラ塗りが抜けてきています。

元々ずっとしていた描き方というわけでもないので、段々どう扱ったらいいのか分からなくなり、特に細かい模様などを塗る時には独特の白の残し方をするのも難しくて。固有色を塗るのを優先していくと、段々キラキラした塗り方が抜けてきました。

ここらへんで、私は「私が本当にしたかった塗り方って、キラキラ塗りだったのかな」「あの塗り方が、本当に私の絵にあっていたのかな」と悩みはじめました。

下塗りの話

キラキラした塗りは段々しなくなっても、1月くらいまでは、花びらのように下塗りをしていく塗り方をしていました。段々そういう塗りになっていったのが、残っていて。

分かりやすいので言うと、

こういう感じですね。

でも私は段々「前みたいな、キラキラ塗りをしはじめる前の塗り方の方が、私の絵に合ってるんじゃないか」と思うようになっていました。

それで、どの時期のどの絵に一番戻したいかと言うと、

ここら辺なんですね。ここら辺の絵の、絵の具のほわっとした広がり方が本当に綺麗で、またこういう塗りがしたいなと思ったんです。

 

それで、今の自分の絵と、これらの絵を見比べた時に、一番違うのが「下塗りの仕方」だと思いました。

今の絵は、花びらのようにポンポンと絵の具を置いていますが、これらの絵は多分ある程度先に水を敷いて、今よりももっと広い面積で下塗りをしています。その結果ほわっと色が広がって、綺麗な画面になってるんじゃないかな…と。

それで、とりあえず下塗りの仕方を、「先に水を多めに敷く」「もうちょっと絵の具を置いたところを繋げてみる」を意識して変えてみることにしました。

それが2月の末くらいの話です。

そこからまず描いてみたのが

この絵になります。

この絵の下塗りは

こういう感じでしたね。意識的にほわほわさせて塗っているのが分かると思います。なるべく水を敷いて、つなげる感じで下塗りをしています。

それ以前の絵で塗った下塗りが

こういう感じなので、見比べてみると結構違うかなぁ…と思います。

 

これ以降描いた絵は、Skebのこの絵とか…

この絵は下塗りの効果かどうかは分からないですが、めっちゃかわいく描けたので気に入っています。かわいいね。

背景の水色の中にピンクが混ざってるのとかは下塗りの部分ですね。こういうのが透明水彩は綺麗なんだよなぁ。

そのあとだと、

ここらへん…背景が白いと分かりやすいですね。ドローイングなのでね。下塗りがめっちゃ出てます。これも気に入っています。

というわけで

下塗りを意識的に変えたよ〜という話でした。

まだ変えたばっかりで作品をそんなに描いてないので、このままのスタイルでいくかどうかは未定です。ある日急にやっぱ元に戻そう〜とかなる可能性もあります。

絵の描き方って、結構グラデーションで変わっていくものというか、いつの間にかこれがこう変わってこうなってた…みたいなことが多く、意識的に前の塗り方に戻そうとするのは、結構私的に珍しいです。

絵の技術はここ1年半くらいであからさまに上達しており、かなりうまくなっていて。だから「前の方がいい絵を描いてて、今は絵が下手になった」とは1ミリも思わないのですが。でも前の塗り方の方が自分の好みだった部分は確かにあったので、そこを取り戻してみようとしています。こういうのも逆輸入って言うんでしょうか。言わないか。

 

そんな感じです。せっかく絵描きの個人サイトなので、また何かあったら、たまには絵関係のブログも書こうと思います。多分…

もし記事を読んで「いいね」と思ったら、左下のいいねボタンを押していっていただけると、大変励みになります。よければね。

 

それでは失礼いたします。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!渡邊野乃香でした〜!

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2024/05/15 個展いよいよです/絵が上手くなった

こんにちは!渡邊野乃香(oi汰)です。

個展「泡沫とビー玉」、いよいよ今週土曜日、5/18からです!!

最近個展の準備をしてばかりでブログをサボっていたので、なんか…1月ぶりになんか投稿するか…。個展も始まるし…。と思い、これを書きに来ています。

個展についての詳細は、こちらの記事にまとまっているので、詳細情報が知りたい方は←をクリックしてページに飛んでみてください。

ざっくり言うと、名古屋のギャラリーカフェで、5/18(土)~22(水)に個展をやるよ〜!という話です。最近その準備をめっちゃしてたよ〜!という…。

準備と言っても、作品数は既に200枚とかあるので、これ以上作品数を増やす必要もないし、ゆっくり準備しよ〜!と思ってた、思ってたんですけどね…。

 

最近はBicolor Bouquetの作品を増やしてたので、2色の塗りばかりをしていて。でもフルカラーの塗りもしたいな〜久しぶりにするか〜!と思い、友達と通話しながらフルカラーの絵を久しぶりに描いたんですよね。

それがこの絵で…

なんか絵が上手くなってる!!何〜〜〜!?!?

多分この一年、小さめの絵を数を沢山描いていったのとか、デジタルでカラーラフを作るのをやめたのとか、あと2色塗りの絵を沢山描いて、水彩の濃淡を扱うのが上手くなったのとか。色々原因はあると思うんですけど、特に何か練習をしたわけでもないのに、絵が上手くなっていて…。びっくりしました。水彩の塗りがめっちゃ良い…。

なので、せっかく1枚上手く描けたので、忘れないうちにこの塗りを覚えたいし、個展にもこの上手くなった今の技術で描いた絵を出来るだけ沢山持っていきたい…と思い、今あげた絵を含め、1週間で4枚描きました。頑張ったねぇ。

載せますね。

めちゃ・良〜〜〜!!

え、どうしたんや急に…!?どうしたんや…!?!?

特に2枚目の赤い着物の女の子は、Misskeyでめちゃくちゃ反応もらえました。うれC。

描き忘れをみつけたので、原画の方はちょっとだけ描き足してあります。そちらもスキャン済みですが、まだデータを補正してなくて…。

 

個展の方は搬入が2日後で、パッキングもしてあるので、もう作品数を増やすつもりはないんですけどね。今あげた4枚は個展会場にも持ってくので、来られる方は是非原画をご覧になってくださいね。

あと個展の際は、今回も1日1枚の絵の投稿を…していきたいと思っており…。

去年のものを例に出すと、

こういうやつです。写真+絵みたいな。

Misskeyの方では個展の最中毎日投稿するつもりで、HPまできちんと1日1回投稿しに来れるかは頑張り次第ですが(家のWi-Fiが弱くて、夜にHP編集するのが厳しいのもあり)なるべく頑張ります。

とりあえず1番大事なのは搬入なので、明後日の搬入、頑張ってきますね。応援しててください。

 

勿論一番は会場に来て欲しいですが、遠方の方もいると思うので、個展の風景写真・動画のアップと、事後通販はやるつもりでいます。写真や動画のアップは、個展の最中か、終わってからかになるかは謎ですが。私の元気次第かもしれない。

通販は、水彩のアナログ絵があるのを40枚くらい全部通販にあげるのは手間がかかりすぎるので、よりぬいた原画だけの通販になるかな〜?と今の所思っています。言うても個展がはじまってもいないのに事後通販を考えてもまだ何も読めないので、また通販を始める時はHPでも詳細をお知らせしますね。

 

あとすみませんが、個展の最終日の5/22が誕生日なので、

Amazonほしいものリスト

だけ貼らせていただきます。余裕のある方はよければ…。よろしくお願いします。

 

というわけで、搬入頑張ってきますね。搬入がいつも一番緊張するんですよ〜。物量が多いので、うまく入り切るんかな〜というのが不安で。なんとかなれ〜!

特に言う必要のないことをインターネットに流すような記事だった気もしますが、そういうものも必要なのでね。もっと気軽にHPに投稿出来るといいな〜と思っています。

それでは失礼いたします!個展頑張りますね〜!アディオス!!

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2024/02/06アナログ原画コミッションサービス「OSUYO」 に登録しました!

久しぶりの投稿が宣伝で申し訳ありませんが、今回は要件のみで失礼します〜!(うおおすみません)

アナログ原画コミッションサービス「OSUYO」に登録しました!

アナログイラストをリクエスト出来て、原画を送ってもらえるという大分ニッチなサービスが出来たらしく、登録してみました!

OSUYOでは、透明水彩2色で描くイラストを受け付けています。受け付けるイラストのイメージはこんな感じです。

こういったイラストを描くことを想定して窓口を開けてます。

ご依頼はこちらから受け付けています。ご入用の方はよろしくお願いいたします!

サービス自体のトップはこちらです。大分興味深いサービスなので、覗いてみてください。

 

それでは失礼します!ありがとうございました!

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