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2025/12/26 2025年 透明水彩絵描きのベストバイ

こんにちは。渡邊野乃香です。Misskeyではoi汰でやっています。

今回は2025年のベストバイを発表するブログになります。アナログ画材縛りで、全部で10個あります。

ベストバイブログというのは(多分)今まで書いたことなくて、あんまり人の見ることもないんですが。前聴いていたラジオで、パーソナリティの方が「でもベストバイって結局ガジェットだよね」という話をしていて。あんまり人のベストバイ見る機会も多くないので、そういうもんなのか〜と思ったのですが。

逆張り人間なので、じゃあガジェット以外のベストバイのブログ書きたいな〜せっかくならアナログ画材縛りのベストバイブログ書こうかな…と夏の終わりくらいから思っていて、いつの間にか年末になり。最初は年関係ないベストバイにしようかなと思っていたのですが、そうすると多すぎて絞れなくなってしまったので、2025年に購入したものに絞ることにしました。そして2025年に購入したものに絞るなら、出来れば2025年中に書きたいよね…ということで、12月26日の今、パソコンに向かっています。がんばります。ついてきてください。

前置きが長くなった。通常運転です。というわけでいくぞ〜〜!

 

透明水彩絵の具

最初は透明水彩絵の具です。これだけで10個中の5個を占めます。まぁ透明水彩絵描きなので…。

絵の具でどんな色を使うかってかなり個人の好みに拠るところが大きいので、私がおすすめした絵の具を、このブログを見た人が買って、使いやすく使えるかどうかの保証は出来ないのですが…。私も好きな絵描きさんがおすすめしていた絵の具の色買って、私の絵だと全然使わなかったことあるので…。

でもそれを言っていたら何もおすすめ出来ないので、無視して書いていきます。あくまで「私が好きな色」ということでよろしくお願いいたします。

絵の具を勧めるなら…ということで色見本を作ったので、載せます。

色見本は個人利用に限り、保存してもらっても大丈夫です。転載や加工などはダメです。紙はホワイトワトソンを使っています。字汚くてすみません…

ホルベイン(HWC) 月夜

1個目はホルベインの分離色、「月夜」。最近自分の中で分離色がアツく、今回も5本中4本が分離色です。

透明水彩メーカー・画材メーカーの中でも、最近「アナログならではの表現が出来る絵の具」を出すのが流行っていて、粒状化色、蛍光色、ラメやグリッターのキラキラ系絵の具など、そういった絵の具が色々出ていますが。分離色もその中のひとつで、今色んなメーカーが出しています。

分離色の説明をするのを忘れていた。透明水彩は顔料と、展色材のアラビアゴムが主な原料です。顔料はいろいろなものがあり、顔料の違いで色が変わります。ひとつの絵の具に複数の顔料が入っていることも多いです。

この入っている複数の顔料が、粒の大きさなどによる重さの違いによって、水を多く使って描くと、ひとつの絵の具から複数の色が現れることがあります。これが「分離色(ぶんりしょく)」と言われる絵の具で、ひとつの絵の具から複数の色が出るアナログならではの面白さから、最近流行っている、ということです。

月夜も分離色なので、水を多く使って描くと、青っぽい色と黒っぽい色に分離します。まさに名前の通り、夜空を描く時に便利です。これ1本で表情が出るので、2色しばりなど、色数を縛って描く時にも使っています。これを重ねて、飛び出た色の部分の彩度を抑えたり…などの使い方も出来ます。おすすめ。

 

ホルベイン(HWC) ヒスイカズラ

これね〜これめっちゃ使いました。ホルベインのヒスイカズラ。最近こういうオシャレな名前の絵の具流行ってますね。

水色と紫に分離する絵の具。おしゃれ〜最高!!

特に夏頃、水中の絵や、夏っぽい絵を描く時に大活躍しました。これがないと描けなかった絵沢山ある。ありがとう…ホントに…大好き…!!

ちょうどいい絵があった。この絵、ヒスイカズラと月夜の2色のみで塗ってます。綺麗だね。

クサカベ ハルモニア クランベリーパンチ

クランベリーパンチね〜良い絵の具ですよ…

黄色と赤に分離する絵の具なのですが、めっちゃいい。

この絵、クランベリーパンチと、同じくハルモニアのダスクスカイの2色を使って描いたのですが。前髪のハイライト部分の周りの色の複雑さ見てよ…良すぎる。こういうのが分離色の楽しさですね。

フォロイーさんが「クランベリーパンチは、暗い色と重ねた時に本領を発揮する」と言っていましたが、そういう使い方もありです。黄色が浮き出てきて表情がかなり出るらしいです。

クランベリーパンチ1本あればかなりキュートに振った絵が描けます。元気の出るビタミンカラーでありつつ、複雑な表情も出せる。いい絵の具です。

クサカベ ハルモニア パープルスピネル

パープルスピネルね〜いい絵の具ですよ本当に…

青と紫に分離する分離色です。絵の具自体がちょっと暗めの色をしているので、濃淡も出しやすく、1色で出せる幅がかなり広いです。

この絵はパープルスピネル1色のみで塗っているのですが、これだけ幅が出せます。楽しすぎた。

夏の絵や海の絵を描く時に活躍しまくりでした。空も描けるし、水も描けるし、ここちょっと暗くしたいな、って時に使ってもいい感じになる。ありがとう…

Wisonr&Newton ジュエルカラー スマルト

Winsor&Newtonのジュエルカラーシリーズのスマルトです。ハーフパン状のものを買いました。Winsor&Newtonはあんまり透明水彩を一度パレットに固めて溶かして使うのを推奨しておらず(絵の具の性質が変わるということで。まぁそうか。)ハーフパンで出してる色はハーフパンの方買った方がええやでと公式が言っているので、チューブではなくハーフパンの方を買いました

この絵はクランベリーパンチをスマルトの2色で塗ってますね。

スマルト、使いすぎて使い切ってしまったので、2025年に買ったのは同じ色を買い直しでの購入です。

濁りのないさわやかな青で、この「THE 青」という色がね〜いいんよ…とても…使いやすいです。色んなシーンで使える。相も変わらず、夏の絵を描く時などは使いまくりでしたね。青が好きな人にはおすすめの1本です。

 

水彩紙

透明水彩で絵を描く時に、かなり絵のクオリティを左右するもの、それが水彩紙です。水彩やりたいけどお金がない!どこに一番お金をかけるべき?となった時に一番優先するべきもの、それが水彩紙です。水彩紙大事。水彩紙→筆→絵の具、の順に絵のクオリティに直結する気がしています。

ということで紹介していきます。

ホワイトワトソン

今年は私の中で、ホワイトワトソン見直しの年でした。ここに写っているのはハガキサイズですが、A4サイズぴったりのパッドも買いました。

ホワイトワトソンって、水彩紙の中では、値段が安めの部類で。私は水彩はじめたての頃に使っていたのですが、「絵の具の定着が弱く、下の色が溶けてくる」のが嫌で、途中からウォーターフォードに転向しました。ウォーターフォードは定着鬼強いので。定着強い紙がよければウォーターフォードかアルシュのどちらかです。

でも沢山描き込むガチめの絵はウォーターフォードの方が向いてても、あっさりした絵をのびのび描くなら、もしかしてホワイトワトソンかなり向いているのでは?と最近気付き、ホワイトワトソン見直しのターンに入り、最近は結構ホワイトワトソンを使っています。

具体例を出すと…

こういうシリーズは、ホワイトワトソンを使って描いています。2色縛りで描いていて、そんなに重ね塗りもしないし。ホワイトワトソンはあっさりのびのびした絵を描くにはうってつけのクセがあまりない紙で、値段も高くなく、幅広い人におすすめ出来ます。初心者の人が水彩紙入門をする時にもおすすめです。

というわけで今年はホワイトワトソン沢山使いましたね。

 

てのひらペーパー

てのひらペーパーという、89×89mm角丸のちいさな紙です。私が持っているのは四角タイプですが、まんまるのバージョンもあります。

89×89mmというのは、写真に使われる「L判サイズ」の短辺のサイズで、最近は「ましかくフォト」と言ったりするL判サイズの短辺の正方形のサイズが流行っていて。百均などで額縁が見つかりやすかったり、OPP袋も比較的見つかりやすかったりする、使いやすいサイズです。

てのひらペーパーは30枚入りで、私の好きな絵描きさんは1ヶ月毎日絵を描く…という使い方をしてらっしゃったりしました。値段も結構お手頃価格です。

私が使っているのはホワイトワトソンですが、もうちょっとあたたかみのある紙色のランプライトのバージョンもあります。

参考にてのひらペーパーで描いた作品見せびらかしておきますね。

ちょっと小作品描きたいな〜ATCだと小さすぎるけど、ハガキサイズだと大きすぎるな〜みたいな時にちょうどいいサイズです。気軽に描きやすいです。

 

筆いくぞ〜!

筆は本当にあれ使ったりこれ使ったり色々と放浪してきて、今落ち着いていて使っているメインの筆が4本ほどあり。今回はそのうちの2本を紹介しますね。今年買ったのがこの2本だったので。どちらも使いやすい筆です。私は筆に関してかなり名村さんを信頼している…

名村大成堂(ナムラ)  ルナール Fine 2号

これ最初は0号というもう一回り小さいサイズを買おうとしていて、でも通販で商品写真見た時に、0号だと小さすぎるかな…うーん…となり2号を買ったのですが。

家に届いて、糊付けされたのをほどくと、2号は思ったより大きかったです。やはり糊付けされてるのとされていないのじゃ全然違う。0号にしておけばよかった〜と後悔しました。また後悔したのにはもうひとつ理由があって、100%天然毛だと思って買ったら、そんなことなかった…という。私は人工毛を使うとすぐ毛先がぱやぱやしてしまうので、これもぱやぱやしちゃうんだろうな〜嫌だな〜と当時は思ってました。

でも買ってから半年くらい使ってますが、ぱやぱやもしてこず毛先はしなやかさを保っており、逆にこれくらいの太さがあることで細かい箇所と面で塗りたい箇所の両方をこれ1本で結構塗れることに気付き、めっっっちゃ使いやすいじゃん!!となり、今ではお気に入りの1本です。

シルバーフォックスの毛を使っているらしく、水含みがよく、これ1本でカバー出来る範囲がかなり広いです。おすすめ。

 

名村大成堂(ナムラ)  SK STARS 0号

これは完全に細かいところを描くようの1本です。さっきのルナールの2号を買ったあと、これじゃ細かいとこ描けん…となって描い直した筆がこちらです。

私の絵にはあんまり繊細さとかないので、細かいところを塗る必要性に迫られること自体があまりないのですが。瞳の中など、はみ出せない、その上で小さい場所を塗る時には、この筆が大活躍しています。

買ってよかったです。ありがとう名村さん…

 

その他

円が描ける製図用定規

これ!!これ本当に買ってよかった。

私はなぜかアナログの丸って「気合いで手描きで丁寧に丁寧に丸を描かなくてはいけない」という地獄の思い込みをしており、今まで定規を使わずに描いていたのですが。この間コミッションでリクエストして原画を買わせていただいた絵がうちに届き、その絵のめがねの丸部分がとても綺麗な正円で。

そうよな、綺麗な絵を描くためには、定規使った方がいいよな、絶対に…と思い込みを壊してもらったので、その結果この定規を買いました。特にメーカーにこだわりがあるわけではないのですが、描ける丸のサイズの幅が大きく、値段も他のものより安かったため、このVANCOのものを買いました。

結果本当に買ってよかったです。私はいままでなんて無駄な思い込みをしていたんだ…アナログ絵描きにはおすすめです。是非買いましょう。今更かもですが。

私は丸メガネの代理キャラがいるので、本当にこれを買ったことで、代理キャラの眼鏡を綺麗に描いてあげられるようになり、とても嬉しいです。

今は雲型定規を買うか悩んでいます。定規でもなんでも、あるもんは使いましょう。いい絵を描くためにはね。

 

以上!!!

無事にまとまりました。10個までに絞ってよかったです。

はじめてベストバイブログを書きましたが、結構楽しく書けました。気が向いたら来年も書きたいですね。

珍しく絵描きらしいブログを書いたので、何か皆さんの参考になりましたら嬉しいです

左下のいいねボタンを押してもらえると「気に入ってもらえたんだな〜」と励みになるので、よかったら押していってください。

それでは失礼いたします。みなさん楽しいアナログお絵描きライフを送りましょうね!!

ではでは!!さらばじゃ!!

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2024/08/28 作業環境発表会

こんにちは!渡邊野乃香(もしくはoi汰)です!!!

うおお〜〜〜ようやくなんでもないどうでもいい記事が更新できる余裕が出来た〜〜〜!!

8月はちょっとメンタル面で体調を崩しがちだったのと、お盆休みがあって生活に時間が割かれてたのと、カレンダーの制作が忙しく制作以外のことをする余裕がなかったんですよ。そのため1周年お祝い記事や500いいね超え記事みたいな「書く理由のある記事」しか更新出来ず…。

もっとどうでもいい記事更新したい!特に誰にも聞かれてないどうでもいい情報や思ってることをべらべら開示してこそ個人サイト!それこそインターネット仕草だろ!!と思っているため、それがずっとやりたかったのですが。

デザインや入稿データ作りはまだですが、絵に関してはカレンダーの絵の制作が全て完成したため、今こそ…!前から書きたかったあの記事を書く時が…!!

ということで、やります!!

作業環境発表会〜!!!!


絵描きというのは自分の作業環境を発表したい生きもの!!(偏見)

そして不思議なことにそれを見たい、知りたいという人も一定数いるものです。

Twitterには「絵描きさんの作業環境が見たい」(だったと思う。うろ覚え。)みたいなタグがあり、そこにはオシャレでイケてる絵描きさんの作業環境が投稿されています。

まぁ全ての絵描きがオシャレでイケてる作業環境で作業しているわけではなく、オシャレでイケてる人だけしかわざわざタグつけて投稿してないだけだと思いますが…。本当はみんなもっとぐちゃぐちゃで汚い机で作業してるんだと信じています。そうだろ!?なぁ!!(特にアナログ絵描き)

というわけで私も「私の作業環境!!人に自慢したい!!」と前急に思い立ったので、思いついてから 1~2ヶ月くらい経ちましたが、発表しようと思います。

あんまり「専門的すぎて絵を描かない人にはよく分からず面白くない」みたいな内容にしたくないため、なるべく分かりやすくて面白い記事に出来るよう頑張りますね。

とはいえ今回は画像がメインの記事で、画像を沢山作ってきたので、メインはそこで、文章は補足になります。

画像に入ってる手書き文字がマジで汚いのは本当にすみません。これが私の通常の文字の汚さです。許してください。

ということでいくぞ〜!!

まずはアナログ作業机

画材等の小物は写真を撮りましたが、机全体は汚すぎて「片付けて綺麗にして写真を撮るより、絵を描いた方が早いし楽」となったため、絵に描きました。

ニトリの一人用こたつは、冬はこたつ布団と電源をつけてこたつとして、夏は布団を外して普通の机として使っています。

ご飯とかもこの机で食べています。ipadで絵を描く時や日記を書く時などもこの机なので、メインの机はこれです。天板の木の模様がいい感じにオシャレなので写真映えも良くて、冬はあったかいこたつになるし、気に入ってます。確か7000円くらいだった。ニトリすげぇ…。

 

次はデジタル作業机

ほぼパソコン机って感じです。これは高さのある机なので、コロコロ椅子(キャスター付きの椅子)に座って使っています。

iMacというApple社のデカいパソコンで作業をしています。古いテレビをセカンドモニターにしています。テレビをあんまり見ないので、テレビとして見ることはあまりないです。(テレビとして使おうと思えば使えます)

 

よく使うソフトウェアは、「CLIP STUDIO PAINT」と、「 Adobe illustrator」の2つです。クリスタでお絵描きやスキャンしたアナログ絵の編集、漫画やアニメーションを作るなどの作業をしています。イラストレーターというソフトは、デザインをするのに使っています。作字もこれでやることが多いです。

DTM(作曲)をする際は、「Cubase」というソフト(現在使ってるのはCubase LE AI Elements 13)をDAWソフトとして使っていて、「Synthesizer V Studio Pro」の「重音テト」ちゃんを合成音声ソフト (広義の意味のVOCALOIDです。ボーカルです。)として使っています。

 

BGMはradikoかspotifyでラジオを聴くことが多く、聴きたいラジオを全部聴き終わったら、Apple Musicで音楽を聴いています。作曲するのを再開してから、「もっと音楽聴いた方がいいな」と思ってApple Musicのサブスク入り直したんですよね。そこそこ使っています。

スキャナーはCCDスキャナーという種類のなんか性能の良いスキャナーを使っています。アナログ絵をスキャンするにはめっちゃ良いです。色をめっちゃ拾ってくれる。

「板タブ」というのはペンタブレットの通称で、パソコンでお絵描きする際に使っています。ペン型のマウスみたいなもので、専用のペンを板の上ですべらせることで、パソコンでお絵描きが出来ます。本当は液タブ(液晶タブレット、ipadみたいに液晶に直接描けるやつ)が欲しいですが、値段が高いのと、目線が下がるから肩が凝る…などの問題もあるらしく、まぁまだ板タブ使えるしな〜とこれを使い続けています。

 

テレビ裏が猫の寝床になっていて、夏の間はずっとここで寝ていました。が、最近は寝る場所が変わっていて(というか元に戻って)日の当たる棚の上で寝てることが多いです。なんでだろ。やっぱりちょっと涼しくなってきたからかなぁ。猫は気温の変化に敏感ですね。

 

うおお〜〜〜聞かれてもないことベラベラ喋るの楽しい〜〜〜〜!!!楽しすぎる〜〜〜!!!

まだまだ行くぜ!!次!!

透明水彩パレット

パレットの紹介〜!!ビバ透明水彩!!

現在使ってるパレットは4つあります。全部で130色くらいかな。

黒いパレットは今はもうほとんど使ってなくて、他の3つを使うことが多いです。黒いパレットが一番古いものなので。当たり前ですが、新しいパレットの方が、現在気に入っている色が沢山入っています。

こんな感じです〜ホルベインというメーカーと、Winsor&Newtonというメーカーのコットマンというシリーズ(W&Nの中では低価格帯のシリーズ)がベースになっているパレットです。

両方元々はセットで売っていたものをこのパレットに詰めているので、色のバランスが満遍なくて良いです。

ちなみにこの四角い容器1つ1つに絵の具が詰められているものを「ハーフパン」といいます。「固形水彩絵の具」とも言う。ハーフがつくくらいなので「フルパン」というものも存在しますが、滅多に見ないです。ほとんどはこの「ハーフパン」のサイズです。

元からハーフパンに絵の具が固められているものが売っているやつと、空のハーフパンを買って自分で固めたものが混ざっています。絵の具メーカーによってはチューブの絵の具を固めて保存することを推奨せず、最初から固形水彩絵の具買ってね、と言っているメーカーもあります。が、全てのメーカーが最初から固形の絵の具を出しているわけではないので、私は固形のを買うこともあれば、チューブの絵の具を空のハーフパンに出して固めることもあります。

良い点は取り外したり入れ替えたりしやすいことです。これに慣れちゃったので、ずっとこれです。2色縛りの塗りをする時は、デカいパレットを出したくないので、使う2色だけ外して机に出して描いてます。便利。ハーフパンには側面に色名とメーカー名を油性ペンで書いてるので、取り外しても分からなくならないようになっています。先に色名とメーカー名を書いてから、後で絵の具を入れるのがオススメです。

ハーフパンを詰めているパレット本体は、Amazonで買いました。確か2000円くらい。ちゃんとした画材メーカーが出しているものもありますが、それはお値段がかなりするので、私は安いやつを使っています。2重蓋なので、蓋の間に色見本を挟めて便利。色見本はOPP袋(ビニール製の袋)に入れて使っていますよ。

次、水色のパレットです。外側はさっきの黒いメーカーと同じもので、色違いです。

これが今のメインパレットです。色が最近の好みの色に偏ってるので、かなり私っぽい色のチョイスになっています。

色の説明を書いたやつの補足ですが、透明水彩…というかアナログ画材は、「色名は同じだけど、メーカーによって色が全然違う」というのが当たり前です。めっちゃある。

例えば上記の写真だと、同じ「コーラルレッド」でも、クサカベの方がオレンジ寄り、月光荘の方がピンク寄りです。「ジョンブリアン」も、ホルベインや月光荘のジョンブリアンはもう少し黄色寄りなので、私はちょっとピンク寄りのクサカベのジョンブリアンを愛用しています。

アナログの楽しいとこですね。

私の使ってる絵の具は、国産メーカー多めです。「ホルベイン(HWC)」「クサカベ」「月光荘」が多い。国産メーカーは輸入する必要がないので値段も安めです。あとなんとなく可愛らしい色が多い。白多めの色と言うか。なので私の絵にはあってるかなと思っています。

ホルベインが透明水彩のメーカーとしては一番手に入りやすくて、一番メジャーなメーカーな気がします。値段も安い(1本200円〜が目安)。クサカベも値段はホルベインと同じくらいで、売ってる場所は少なめですが、私は好きで愛用しています。月光荘は銀座に1店舗だけある画材屋さんのメーカーで、安くはないですがチューブの内容量が多いので、お得です。月光荘もかなり好き。店舗へ行くと、店員さんも親切で優しいですよ。画材以外のオリジナルの雑貨なども売っていて、オシャレなので、絵描き以外の方もぜひ。確かオリジナルのアクリルガッシュもある。

これがバレンタインに友達にもらったお菓子のカンカンにハーフパンを詰めたちっちゃいパレットです。ミッフィーちゃんの絵柄。

月光荘のイエローオレンジが、ちょうど黄色とオレンジの間の塩梅のいいところの色なので、めっちゃ使います。ひまわりとかもこれで塗ってます。

シュミンケのラグーンブルーは画家の方とコラボした限定色なのですが、深い青緑色のめっちゃ良い色です。シュミンケはいい値段するのですが、これは本当に買ってよかった。新宿の世界堂で見かけて衝動買いした思い出。

これが一番新しいパレットです。

分離色・粒状化色多めです。

分離色→1つの絵の具なのに、粒子の重さが違う顔料を使うことで、水を多く使うと、顔料が分離して、複数の色が現れる絵の具。アナログ特有の複雑な表情を出しやすい。

粒状化色→顔料の粒子が荒めで、使うと絵の具の粒々が際立って現れやすい絵の具(多分)。こちらも複雑な表情を出しやすい。

デジタル画材を使う人が多い今、アナログ画材メーカーが「アナログならではの特性」に全振りして新しい絵の具を出してる感じがありますね。いいぞ…いいぞ…そういうの大好き。

2色縛りで塗る時も、分離色使うと一気に表情が出るからすごいです。例を貼ろう。

この2枚は分かりやすく分離色使ってます。この2枚を描いた後「分離色ってすげぇ〜」となり、新しい絵の具を買い求めました。分離色は…いいぞ…!!

最後にアクリルガッシュを…

アクリルガッシュは固まるともう溶けなくなります。そのため一度出すともう15分くらいで固まって使えなくなるので「紙パレット」に出して使って、紙パレットを全面使ったら、その都度剥がして捨てています。便利。

なのでアクリルガッシュ使ったら筆とかも放置しちゃダメですよ!筆がダメになっちゃうからね!

次!

ラメ…見える?

紙はいつも使ってるのはポールルーベンスのラメ入り水彩紙です。Amazon以外で見かけたことない中国のメーカーの水彩紙ですが、結構ちゃんと使えるコットン紙です。安い。ラメがキラキラしてるけど、スキャンしてデータ化する時には響かないのもいい。サイズは135×195mmのもので、A5サイズのポケットファイルに入れて保存しています。

A4などの大きい絵を描く時は、ウォーターフォードというメーカーの水彩紙を使っています。ブロック紙(たわまないように四方が糊付けされた水彩紙)を使ってますが、ブロック紙しか最寄りの画材屋に売ってなかったから買ってきただけで、結局剥がしてトレース台で下書きを透かしてトレースしてペン入れしています。ブロック紙の意味なし。

ウォーターフォードは、重ね塗りしやすい紙なので愛用しています。定着が強いというか、上から絵の具を重ねても、下の色が溶けないため、何色も重ねやすいです。ただし値段は安くない…。最近紙めっちゃ値上がりしてるんですよね。前の倍くらいする。ォョー(;o;)

最後!行くぞ!

筆は「天然毛」という、動物の毛を使ったものと、「ナイロン毛」という、人工の毛を使ったものがあるのですが。

アクリルガッシュを使う時は、ナイロン毛の筆を使う必要があるため、真ん中の青い筆を使っています。アクリルガッシュはめっちゃ筆を痛めるので、天然毛の筆では使っちゃダメです。ナイロン筆使いましょうね。大抵の場合ナイロン筆の方が天然毛より安いです。アクリルガッシュやアクリル絵の具メインの作家さんは、安いナイロン筆を沢山ストックして使っている方も多いみたいです。すぐ筆痛むからね。

透明水彩を使う時は、名村の「SK-Mercury」(調べたらコリンスキーセーブルだった)と、いただきものの筆を使ってます。馬毛だと聞きましたが、今調べても情報が全然出てこない。画材屋でセットでセールで売られてたそうです。

SK-Mercuryは根本が太く、先が細いため、水含みが良くて、太いところから細いところまでオールラウンダーに活躍してくれます。めっちゃ気に入ってます。名村さんありがとう。これがないと描けません。

 

以上!!!!!!

うおお〜〜〜楽しかった〜〜〜!!画材の話は楽しいからね!!聞かれてないことべらべら語るのも楽しいからね!!

結局また長々と文章を書いちゃったな…。通常運転だ。

 

このホームページに辿り着いてこの記事を読んでいる方は、多分絵に興味がある方だと思うので。絵を描く方も、見る専門の方も、最近水彩触り始めたよって方にも、分かりやすくて楽しい記事になるといいなと思いながら書いてましたが、いかがでしたでしょうか。

私は人に作業環境見せたい欲が発散出来て満足しました。ありがとうございます。

 

そういえば余談ですが、「おいたさん今Misskey以外のSNSやってないから、自分がMisskeyやってないとHP以外で何気ない日常の投稿が見れなくて寂しいな」と思ってる人が、もしかしたら少しだけ存在してるかもしれませんが(希望的観測ですが)

最近Misskeyの開発者のしゅいろさんが、「次のバージョンアップで、ホームーページにMisskeyのタイムラインや投稿を埋め込める機能をリリースする」と呟いてらして。そのバージョンがリリースされたら、私もこのサイトにMisskeyのタイムラインを埋め込みたいなと思っています。

なので、多分そのうち、こちらのホームページを見るだけで、私のMisskeyでのつぶやきがそのまま見れるようになる!はず!ということです。需要ないかもですが、私がやりたいので導入する予定です。アカウント消す前にTwitterで繋がっててくれた方で、今わざわざこのホームページを定期的に覗きに来てくださる方もいらっしゃるのでね。(ありがたすぎる話)。元気にやってますよっていうのをもうちょっとアピール出来たらいいなと思っています。

 

というわけで、書きたいことは書いた!

最後に、この記事を読んで、ええやんと思った方は、良ければ左下のハートマークを押していただけると、「お!気に入ってもらえたっぽいな」と思えて嬉しいです。

仕組み的には記事にコメントも出来るので、余裕がある方はよければね。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

生活に余裕が出来たら、もうちょっと頻繁にどうでもいい日記みたいな記事を投稿しにきたいなと思っています。頑張りすぎない程度にね。やっていきますよ。

それでは、ありがとうございました〜!さよなら!

 

渡邊野乃香(oi汰)

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